日本のものつくりを支える集団


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HOME > Diary > 第20回 機械要素技術展 参加


2016.6.22

東京ビッグサイトにて開催されている「第20回機械要素技術展」に、技の会のメンバー6名にて行ってきました。

まずはちょうど1年前、当会からの工場見学を快く受け入れてくださり、大変貴重な体験とまた思い出に残るツアーを提供していただいた、長野県の鈴木プレス工業様の出店ブースにご挨拶。
社長様はじめ以前お会いした社員の方々とも久しぶりに再会いたしました。
今回の展示会のチケットも、鈴木様から送っていただいたものを使用して入場しており、本当にいつもこちらがお世話になりっぱなしで、申し訳なくまたありがたい限りです。この場を借りて、お礼申し上げます。

その後は各人で気になるブースを、閉館間際の6:00近くまで、足を痛めながら^^;見て回りました。

その中で気になったモノやブースをいくつか上げますと、、
・超極細0.08φのエンドミル あけた穴がよく見えないくらい細かった^^; 普通の径のエンドミルも歯のモチがいいらしい。
・ユニットを交換することで切削も放電もできる卓上サイズの機械。 放電サンプルがちと物足りず、良し悪しの判断できず、、
・抜き型いらずの、汎用パンチング抜き型マシーン。 たった数種類の抜き型で、いろいろな形をパズルのように抜いていく動作が面白い。
・紫外線で硬貨するインクを用いた、大型プリンター。 インクを積み上げることによってかなりの凹凸表現が可能で、その立体感が半端無い^^ 手で触れたときの質感も決して安っぽいものではなく、むしろリアル。 自分の専門とはちょっと遠いですが、今回一番驚いた機械&サンプルだったかもしれません。 ただ、あれだけインクを積み上げると、インク代いくらになるんだろうという心配も^^;

再び我々の日常使っている機械の分野に戻ると、、、
コンパクト、高性能、低コストなNC加工機を製造する数社をまわり、
その中で会員の一人の方の要望を満たすべく、ハイパワー&ハイトルクのスピンドルを実際に製造しているスピンドルメーカーのブースを訪れ、各NC加工機に装着可能か、またその場合の問題点など、かなり突っ込んだ話を伺うことができました。

普段はただ、A社、B社、C社と回って比較検討するだけの私ですが、A社+C社、B社+C社と組み合わせての見学は、まわりに機械に詳しい先輩方がいると、大変勉強になりました^^

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