日本のものつくりを支える集団


The Group of The Japanese Craftsmen

2024.10.12

毎年恒例の王子「鶏ジロー」さんにて、技の会親睦会を行いました。
幹事:柴山さん



今回は技の会会員12名の他に、

靴や革製品の盛んな下町浅草で、それらに付属する飾りや金属パーツなどを製造していらっしゃる、
(株)美アンドセンスの清水さん。

マシニングセンターやレーザー加工機など、羨ましくなるほどの機械を設備して、鉄からプラスチックまで精密加工をしていらっしゃる、
(株)菊和製作所の菊池さん。

まだ20代の若さ!で、ハワイアン彫刻師として独立されたばかりの野口海人さん

そして2020年1月以来の参加になる、装身具の研磨・製造の、
(有)橋本研磨の橋本さん

と多くのゲストの方にもご参加いただき、
久々の名刺交換会^^& 楽しい出会いの場となりました。




心に残った話題としましては、

これまで外注していた品物が職人の廃業で頼みにくくなったり、自分たち自身もそれなりに年を取りつつある今、今後の「ものつくりのネットワーク」は、どういう形で維持させていけるのか。

後継者を育てられないにしても、専門家を集積させることによって効率性と永続性を両立できるのではないか、といった自分にとっても興味深い話を聞くことが出来ました。 お酒の席でなければもっと深く伺いたかったです^^



また、美アンドセンスの清水さんからは、ご自身が取り組んでいらっしゃる、地域のものつくり仲間との町おこしイベントのお話を聞くことが出来ました。

10月18日(金)からの3日間も、「A ROUND」と銘打ったイベントを開催しており、工房での職人とのふれあいだけでなく、浅草の食のお店をめぐるイベントも企画したりなど、地元浅草の観光資源を最大限活用しつつ、さまざまな形で地場産業を盛り上げていこうとしていらっしゃる姿に、感銘を受けました。

 A ROUND



そして、今回最年少の野口さんからは、ハワイアン彫刻師としての修業時代から独立に至るまでの話を聞く事が出来、普段の技の会には無い^^;、とても清々しい気持ちになりました。

修業しているお店で、少しでも早く技術を習得するための日々の努力や、
仕事の時間が終わった後も、飲食店での仕事の手伝いをして、そこで多くの人との繋がりを持った経験などを話されていて、なんとも応援したい気持ちにさせられました^^




普段の会員同士の親睦会も楽しいですが、
新しい方々との出会いのすばらしさを再認識させてもらった、今回の親睦会でした。






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