得意技
目の前にある物板材の切れ端や丸棒の半端などを有効に使い、なるべく費用を掛けずに治具などの工作に必要な物を自分で作成しています。治具作りは職人の基本で、特注のものより使いやすいのです。
例えば、アクセサリーなどの不定形で流線的なものに文字やマークなどを彫刻する際、初めの頃は機械に固定するのに苦労していましたが、異業種の先輩にヒントをもらい、今では大抵のものは機械にセッティングできるようになりました。かなり時間短縮になり、コストダウンにつながり、仕事の幅が広がりました。
独り言
高齢化の進むこの業界ですが、弊社もそれに直面しています。このような悩みを抱えている仲間やお客さんは多く、中にはその回避策の一つとして海外に目を向けている方もいます。弊社では、そうしたいと思わず、日々考えていますが、その回答の一つがこの「技の会」です。この会を盛り上げ、個々ではどうにもならないことでも、会の仲間に協力してもらい、何とかこの状況を打開できるのではと勝手に期待しています。
その代わりに、私も誰かの役に立てるように、頑張らねば!!
設備
ファイバーレーザー
平面彫刻機、卓上NC彫刻機、メタル打刻機メタザ
小型旋盤、ボール盤、フライス盤、乾式平面研削盤
バンドソー、裁断機、パープレス
フレクションプレス、小型電気炉